作ってよろこび、売って喜び、使ってよろこぶ!
水は低きに流れるが、人は上に昇る精神で事業を進めねばならぬ。
当社は、大東亜戦争開戦前の昭和12年に佐藤鉄工所として創業致しました。
昭和20年焼野原になった福山市に、翌年、寺町に工場を再建し、
昭和23年港町に新工場を建築、佐藤農機株式会社としてスタートしました。藁加工機をはじめとする農業機械の開発、製造、販売を行ってまいりました。
ものづくりに対する飽くなき挑戦のもと、農業機械だけにとどまらず、昭和45年、一般産業機械鋳物製造を専門とする佐藤鋳造(株)を設立させ、総合機械メーカーとなりました。
弊社の携る分野は、皆様が日々、口にする果樹野菜から、自動車鋳物以外は何でもやると言う長期的な戦略によって、非常に幅広くそして裾野の広い事業に貢献出来ているのではないかと確信しております。
今年で操業から78年となります。
我々の使命は農機事業所においては、「農家様のニーズにあった技術とアイデアでお応えします」を心がけ、これからの農家の未来の為に、機械導入により、農家の方や生産組合ユーザーと共に成長することを祈念しております。
又、昨今TPP等グローバル展開をよく耳に致しますが、創業時より敗戦を経験し、真の独立国とはなにか、それは、食糧、エネルギー、国土防衛の自立自営が独立国の条件と考えます。
しかし、現在では、食料の自給率は38%台、エネルギーは原発停止にてほとんどを化石燃料にたより、攻撃力を持たない自衛隊では、独立国ではありません。TPPはまさに自給率を下げかねない影響力をもった、国際条約であります。
近い将来、真の独立国、強い日本国となれるよう、弊社は食糧の分野にて、自給率向上に貢献出来ればと考えております。
本社:鋳造工場においては、ミーハナイト認定工場で同製法をもつメーカーのみが用い得る世界共通の登録商標を取得しております。 中小ならではの小廻りの利くフレキシブルな生産体制によって、お客様のニーズに十分応えられる工程管理能力を有しております。
一時期、円高とグローバル化と言う風潮によって鋳物製品の生産拠点が海外にどんどん移動し日本国内の産業は空洞化に歯止めがかかりませんでした。
しかし、それらも為替動向によって状況は刻々と変化して行きます。我々は日本国内のユーザーに対して、made in JAPAN 鋳物を供給し続ける事を目指して行きたいと考えております。
今後とも各事業部の連携を図り、スピーディーでより良い製品創りで皆様に役立つ事業展開に取り組んでまいりますので、ますますのご支援とご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。